今月の日射時間2017年10月16日
10月も半ばが過ぎました。
寒暖の差も大きい時期ですが、今年は雨が多いように感じましたので、
気象庁のデーターを見てみました。
『 2016年10月 岡山の日射時間 133.0時間
2017年10月15日までの 日射時間 55.7時間 』
太陽光パネルの一般的な汚れは、雨で洗い流されるようにできています。
晴れの日にそなえて、今日はしっかり日頃の垢を落としててもらいましょうか
衆院選2017年10月14日
衆院選で各党の主張が繰り広げられています。
そのなかで、原発の問題も大きな論点かと感じています。
ネットをたたけば、原発稼働のメリット、デメリットなどの情報があふれています。
ところで、日本の発電電力量に占める再生可能エネルギーの比率をご存知でしょうか?
2014年のデーターで 12.2% です。
水力を除くと、わずか3.2%です。
https://www.enecho.meti.go.jp/about/pamphlet/pdf/energy_in_japan2016.pdf#page=3
家庭部門における再生可能エネルギーの拡充に希望を持ちたいものです。 文責 みむら
久しぶりに2017年10月13日
久しぶりに、資源エネルギー庁のホームページを見てみました!
大局から始まるので、なかなか身近な問題としてとらえることができないのですが、
2014年の家庭向け電気料金が2010年比で25%上昇しているデーターなどを見ると、
あらためてびっくりさせられます!
『使う電気を減らす・節電のこころがけ』はもちろんですが、
導入できる環境があるのであれば、
太陽光発電はかなり有効な手段だと再認識させられました。
太陽光発電の本当の良さを、もう一度考えてみませんか。
文責 みむら
2年連続、温室効果ガス削減達成!環境省発表2017年01月21日
2017年が明けまして、暖かくなったりまたさぶくなったりと
寒暖の差が激しい日々、体調を崩されているかたも多いかと思います。
そんな中、環境省から発表がございましたホットな話題をお届けします。
昨年12月、環境省の発表によりますと、2015年度の温室効果ガスの排出量が
CO2換算で前年度比3.0%減の13億2100万トンだったことがわかりました。
2005年比では5.2%減になります。
実感があるかどうかはさておき、日本はこの2年GDPの値なども示す通り
ゆるやかに経済成長しています。
今回の発表の驚くべき点としては、そんな経済成長下の日本においても
温室効果ガスの排出量が削減できたというところです!
これまでの流れを詳しく見ますと、日本政府は地球温暖化対策の新枠組み『パリ協定』
に2015年合意。、パリ協定の目標値を達成すべく政府は昨年5月、
2050年には現在比で温室効果ガスを80%削減する長期目標を盛り込んだ
地球温暖化対策計画を閣議決定いたしました。
この計画の中で2020年度には2005年比で3.8%の削減を目指すとしています。
今回の環境省の発表では、2015年度の実績はこの目標をすでに
達成していることとなります。
2014年度も削減できており2年連続で削減できちゃっています。
日本の温室効果ガスの排出量は福島第一原発での事故により国内の原発が停止。
その後、火力発電が増えたことなどから、2011年度年度以降象かし続けていました。
2014年度に初めて減少に転じ、一昨年度はさらに削減することが出来ました。
さらに歴史をさかのぼると、環境問題に熱心だったヨーロッパではすでに、
持続可能な経済発展のためには、経済成長と化石燃料の使用やその結果による
CO2の増加における密接な関係を引き離す政策『デカップリング』という考え、
そしてそれを推進されてきました。
解りやすくいいますと経済成長をプラスにしつつ、化石燃料の消費量やCO2の排出量
をマイナスにするという新しい経済発展パターンを創り出すという考え方です。
一方日本はといいますとご存じのとおり経済成長はプラスを推し進め、
それに伴って化石燃料の消費量やCO2排出量もプラスになるというカップリング社会
が今日まで続いてきました。
しかしこの2014年度の日本の経済成長率は2.1%、
15年度は2.8%のプラス成長が続いており、先にご紹介した削減量も達成しています。
これは原発事故以降、産業部門、オフィス、一般家庭、運輸部門などで
エネルギー節約型の活動が拡大、強化されてきているためであると分析しています。
その中にはもちろん、再生可能エネルギー・太陽光発電も貢献しております!
目指せ!3年連続温室効果ガス削減!!
あけましておめでとうございます2017年01月07日
新年あけましておめでとうございます
良いお年をお迎えのこととお慶び申し上げます
フクデンでは、ソーラーシステムを設置していただいたお客さまから
毎月 発電量の報告をいただき、
それをもとにデーターベース化しております。
昨年は天候不順で年間発電量が全体的に低い傾向となりました。
今年は、初日の出もしっかり拝める年の始まりとなりましたので、
晴れの日が多くなることを期待したいものです。
発電量の報告は、ホームページ、あるいは報告用ハガキで受付しております。
発電量報告ハガキはお電話にてお申し付けくださいませ。
本年もなにとぞご愛顧たまわりますようお願い申し上げます。
みむら
太陽光発電の導入量で浜松市が第1位・岡山は?2016年12月28日
今年もいよいよこの時期を迎えることとなりました。
年末のお忙しい中、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今年最後のニュースは先日経済産業省資源エネルギー庁より
発表のあった、2016年8月末時点での
『再生可能エネルギー発電設備の導入量が多い度道府県及び市町村』
そのランキングをお伝えしたいと思います。
市町村別太陽光導入ランキング表※出展 資源エネルギー庁
わが岡山県岡山市も堂々6位にランクイン!
太陽光を広めている立場で言わせていただきますと
これも皆さまお一人お一人のお力添えのおかげであると実感しております。
本当にご協力ありがとうございます!!
わたくしどもも太陽光発電をより多くの方にお届けできれば
と願っております。
来年も皆さまの益々のご繁栄とご多幸をお祈り申し上げます。
それでは良いお年をお迎えくださいませ!
携帯電話も太陽光で充電する時代に?2016年11月19日
めっきりさぶくなってきましたね!
秋も深まり皆さまも旅行や秋の行楽を楽しめれている・・
そんな時期ではないでしょうか?
最近は人気のスマホゲームもあり、お出かけしてゲームを楽しむ
そんな風景が日常化してる方も多いかとおもいます。
そんな時、困ることといえば・・・携帯電話のバッテリー!
気が付いたらあと一桁しかない・・わたしもよくあることです;
そんな中発売された画期的な商品が
手のひらサイズのソーラーパネルです!
薄型の太陽光パネルとUSB出力ポートで構成されている充電器であり、
スマートフォンなどにつなぐだけで充電できちゃいます。
パネルは単結晶シリコン系で、1枚当たりの大きさは9×17センチメートル。
厚さは2mmと薄く、重量は75グラムで軽い。
1枚当たりの出力は2.5Wで、発電効率は約20%。
さらに連結ができ最大でメインパネルを含めて6枚15Wまで連結可能だ。
パネル1枚当たりの最大電流は0.5Aとなっている。
デジタル電流計も備えており、発電量とモバイル機器などを
接続した時の電流量は、リアルタイムに確認できるようになっています。
これからは太陽光も『持ち運ぶ時代』になりますね!
太陽光で水素を作り、安定した電気を供給できる?2016年10月04日
まだまだ暑い日が続きますね。
ここ最近は雨の日も多く、太陽光発電をされている方々にとって
困った日々が続いております。
雨だと安定して発電できない。雨でも夜でも電気が作れたなら・・。
そんな思いを実現できるような画期的なシステムが
近い未来に実現しそうです。それは―――
『太陽光発電など再生可能エネルギーで発電した電気で“水素”を作り
それを保存して、必要な時に水素発電や水素ガスとして使う』
というシステムです。
水素の製造・貯蔵・利用に係る将来イメージ
出典:資源エネルギー庁燃料電池推進室「水素・燃料電池について」
このシステムは国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
が公募した「水素社会構築技術開発事業/水素エネルギーシステム技術開発」
に、電力会社や企業が共同で提案し採用されたものです。
このシステムが広まればますます再生可能エネルギー
太陽光発電の必要性が高まりそうですね!
田んぼで太陽光発電!?2016年09月10日
9月に入り、気温もだいぶ穏やかになってきましたね。
先日の台風でお住まいへの影響はございませんでしたでしょうか?
先の台風の影響で農家の方々も多大な被害を受けられた方も少ななくないと思います。
心よりお見舞い申し上げます。
今日は、農家の方々にとって朗報をお伝えできればと思います。
最近、田畑に棚のように架設したソーラー発電で売電と太陽光調節の農地管理をする
『ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)』が広がりつつあります。
そんな中、長野県で実際にソーラーシェアリングを行っている田んぼで
見学会が催されました。
農業用のソーラー発電のがどのようなものかというと、水田の上をすべて覆ってしまわずに間隔を設け、
パネルが強い太陽光を直角に受けているときは農地に注ぐ光量が抑制され、曇りや雨で太陽光が弱まると
パネルが太陽光と平行になって光を十分に通すようなしくみになっています。
農作物は強い太陽光に当たり過ぎることはあまりよくないようで、太陽光パネルで自動制御することによって
農作物にもいい環境を作りだしているとのことです。
まだまだ設置費用が高く回収に10年以上かかってしまうとのことですが、今後広く一般に広まることで
費用も抑えられるのではとのことです。
農地に架設するソーラーシェアリングは設置のための大規模開発は不要であり、
がけ崩れなどの問題は起きないとのこと。
また、限られた平面利用から立体的な利用に土地利用を拡大できる点で意義があると考えられています。
農家が取り組める地産地消エネルギーとしてそして田んぼの有効活用として期待がもてますね!
2017年度 経済産業政策~産業構造審議会~2016年08月27日
8月も終わりに近づきましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
昨日は大雨ならぬゲリラ豪雨ともいうべき雨で帰宅に苦労された方も
多いことかと思います。わたくしもその一人です。
今回の話題は少しお堅い「2017年度の経済産業省の政策」ついてです。
産業構造に関する重要事項を調査,審議する『産業構造審議会』の総会が
23日に開かれ、来年度の政策の指針を固めた。
来年度は日本の産業の将来に向けた民間の投資を呼び起こすため、
4つのテーマを中心に政策を展開するのと合わせて、エネルギー・
電力分野の改革と福島・熊本の復興に重きを置く方針のようです。
このうちエネルギー・電力分野では、省エネ・再エネを促進する「エネルギー革新戦略」
2015年度から着手した「電力システム改革」、さらに経済成長と両立する
「地球温暖化対策」を柱に政策を実行していくとのこと。
省エネ・再エネの促進策をまとめたエネルギー革新戦略は5月に閣議決定したものです。
省エネ法のトップランナー制度を産業界に拡大するほか、
固定価格買取制度(FIT:Feed-In Tariff)を改正して太陽光以外の再エネ拡大を図ります。
企業や家庭が節電した電力を市場で売買できる「ネガワット取引」の活用も盛り込んでいます。
その一方で被災地の復興に向けて、「福島第一原子力発電所」の廃炉を進めるための技術開発や、
ロボットと再生可能エネルギーの分野で新たな産業を創出する「福島イノベーション・コースト構想」
を推進していく方針とのことです。
福島沖で実施中の浮体式による洋上風力発電プロジェクトも構想の中に含まれているようです。
新産業構造ビジョンの戦略分野は4つ挙げられています。
「健康を維持する」「移動する」「スマートに手に入れる」「スマートに暮らす」
の4つがテーマであり、この中でエネルギーが最も深く関係するのは、4つ目の
「スマートに暮らす」です。
全国すべての住宅でスマートメーターの設置が完了する2024年を契機に、
電力の利用データを生かした情報サービスや関連機器の市場が拡大していく想定です。
経済産業省は現在の日本が第4次産業革命のグローバル競争に勝てるかどうかの
「分かれ目」にいると認識しているようです。
そうした危機感を背景に、9月から新産業構造ビジョンの検討を再開して、
2030年に向けた長期戦略をまとめる予定とのことです。
今後の政府の動向に注目していきたいですね。