ちょっとの工夫で実現!『環境にやさしい家』2016年02月15日
急に暖かくなったと思えば今日は少し冷えて・・たださわやかな朝。
ここ最近は新製品をご紹介したり太陽光や蓄電池の必要性を書いておりましたが
今日は新製品だけに頼らない新しい『環境にやさしい家』についてお話ししたいと思います。
おかげさまで太陽光発電もある程度各ご家庭に浸透しつつあり、
ゼロ・エネルギー・ハウスも、その認知度を高めております。
ただ、こういった新しい設備を導入した住宅だけが「環境に優しい」わけでありません。
風の向きや日照を計算して間取りを設計し、いわゆる昔ながらの軒下や断熱を施すことにより
あまり空調機器に頼らない住みやすい住宅を提唱している企業が注目されています。
「井戸水を利用した涼しい家」も注目を集めており
庭の植物や緑のカーテンへの水遣りや屋根への散水などの伝統的な「涼」
日差しをしっかりと遮る軒の出、コンクリート上に冷たい井戸水を流すことで、
その上を通る空気も自然と冷やすいわゆる「打ち水」など。
伝統的な日本家屋の良さをとりいれつつ、「ちょっとした工夫」で
住みやすさを併せ持つ省エネされた住宅、それが『環境にやさしい家』です。
これは一般的な住宅に限られたものではなく、あらゆる建物について
ちょっとした工夫でまだまだ環境にやさしく、かつ過ごしやすい空間が作れます。
わたくしたちも、そうした『環境にやさしい建物』への取り組みを続けていきたいと思います。
『独立型ソーラー蓄電システム』のご紹介2016年02月13日
今月の5日まで横浜で開催されていました
で展示されていたもので
普段は省エネで環境にやさしい電源として活用し、
災害時の停電など防災拠点での非常用電源として活用される
『独立型ソーラー蓄電システム』です。
4kWhという大容量ですので電動農工器具や工事現場などの工具用電源など
使える場面はいろいろありそうな優れものです。
カスタマイズでき、展示では『防災ガレージ』として
電動バイクと組み合わせて、災害対応車両としての利用を提案していたとのことです。
今後普及が広まれば、万が一の停電などのために一家に一台『蓄電池』
が必需品になりそうですね!
昔なじみの蛍光灯が買えなくなる?2016年02月12日
みなさん、今日は照明器具のお話しです。
すでに照明をLEDに換えられている方はそれほど気にされなくてもいいニュースですが
いわゆる「古い蛍光灯(水銀灯)」をご利用の場合、2020年以降買えなくなってしまいます。
『水銀条約(水銀に関する水俣条約)』というものが締結され水銀の含有量が多い水銀灯
については製造・販売禁止、輸出入禁止となります。
そこで注目を集めいているのが水銀灯に替わる新しい照明器具。
すでに利用されている方も多い『LED照明』はもちろん
導入コストが安い『無電極ランプ』と消費電力が少ない『CCFL』があります。
ともに微量ながら水銀が含まれているものの含有量が少ないため条約には問題ありません。
あまりご存じでない方もいらっしゃると思いますので
それぞれの照明の特徴を比較してみました。
どちらもなかなかご自宅での利用が難しいかもしれませんが
知っておくとお得なこともあるかもしれませんよ!
水入らず!太陽光パネルお掃除ロボ2016年02月05日
香川県の大学発ベンチャー企業が
中東諸国向けに、水を使わない
『太陽光パネル清掃ロボット』
の開発・製造をしているとのことです。
中東では今、太陽光パネルの清掃を人がブラシやモップを使って行っているとのことです。
あの灼熱の中、何十万枚というパネルを一枚一枚掃除するなんて、
考えただけで熱中症になりそうなお話ですよね。
当然、砂漠ですので水で洗えません。
そこで開発されたのがこの『太陽光パネル清掃ロボット』ということなんですね。
前回のブログでもお話ししたように、現在、全世界で地球温暖化問題に向き合っています。
その中でCO2削減はもちろん、エネルギー問題も取りざたされています。
聞いた話によると、ゴビ砂漠の一帯に太陽光パネルを置くと、欧州全域の電力をまかなえるとか。
ただ砂ぼこりがパネルについて発電効率が下がり、かといって掃除も大変というのがネックになっています。
この水を使わず自動で掃除が可能なロボットが大量に導入されれば
世界のエネルギー問題も解決するかもしれませんね。
太陽光発電所がオークションで買える?2016年02月04日
電力自由化が騒がれている中、こんなニュースが飛び込んできました。
広島市の再生可能エネルギー関連事業を展開しているとある会社が
インターネットオークションサイトに
『太陽光発電所設備を出品する』と発表しました。
国の固定価格買い取り制度(FIT)の認定を早い時期に受けたため
売電価格は今よりも高い設定が一番の魅力です。
ただオークションでの最低入札価格も、それなりの価格になっているみたいですね。
それにしても太陽光発電所がネットオークションで買える時代がくるなんて夢のようですね。
春からの電力自由化後もこういった面白いニュースがたくさん飛び込んできそうですね。
岡山人口1.2%減~救世主は「蓄電池」?2016年01月30日
『移住したい都道府県ランキング』の上位を毎年占めている岡山県。
その岡山県でも『人口減少』がとまりません。
昨年からマイナスに転じ、今年もその減少速度を加速しているようです。
このままでは、地域の活力を奪いかねないスピードです。
こんな今、電気の地産地消・自家消費がますます重要になってきます。
すでに各法人企業においては補助金制度なども利用し
『独立型再生可能エネルギー発電システム』を導入しています。
その導入推進の原動力となっているのが『蓄電池』であり
一般家庭においても、これからの時代は
「一家に一台があたりまえ」になるかもしれません。
人口減少は日本国全体の問題でもあり、今後何の対策もされなければ
必ず来る未来として考える必要があります。
人口減少に備える地産地消・自家消費。
それを支える蓄電池。
これから一緒に学んでいきましょう。
高校に太陽光発電施設が2016年01月28日
おかやま山陽高校の校有地に設置建設中だった太陽光発電施設が
27日に完成いたしました。
いわゆる『野立て』型の太陽光パネルで3196枚を設置。
出力0.8MWで年間発電量は100万KWhを見込んでおります。
29日から稼働し、なんといってもその売電収益を
学生の奨学金に充てるという
「ソーラー奨学金制度」なる制度を創設されるとのことです。
これから高校を目指される方にとってはうれしいニュースですね。(まつひろ)
『新電力EXPO 2016』開催中2016年01月27日
今日から東京ビッグサイトで
『新電力EXPO 2016』
が開催されております。
参加している展示会社および団体は280にも上ります。
来場者も5万名を予定しており
前回の参加が259社・団体ですので、その注目度の高さが伺えますね。
第2回 新電力EXPO2016(New Power & Energy EXPO)
なんといっても今年は春からの電力小売り全面自由化をうけて、
7兆円の電力小売り市場が解放されますので、注目度があるのもうなずけます。
そのためか3月にも3日間、おなじ東京ビッグサイトで
『電力自由化 EXPO』が開かれる予定です。
ご興味がある方は、ぜひ東京まで足を運んでいただければと思います。(まつひろ)
週末は家族で「エコ体験」♪2016年01月26日
来週の2月6日土曜日と7日の日曜日、朝10時から
東京の『日本科学未来館』にて
『こどもグリーンパワーサミット』というエコイベントが催されます。
再生可能エネルギーで遊べるコーナーがありエコ体験しながら遊べます。
その他、小学生の親子で参加する「親と子のこどもエネルギークイズ選手権」
「自転車発電レース」や、「振動を使ったトントン発電相撲」など
「再エネ」を楽しく学べる参加型アトラクションや、
「再エネ」の基本を学ぶ特別授業「グリーンパワースクール出張授業」など、
再生可能エネルギーについて子どもと大人が一緒になって楽しく学べる
などさまざまなプログラムも用意されているみたいですね♪
参加は無料ですので、来週末、ご家族で旅行がてら楽しみながらエコ体験してみては?
◆開催日時2016年2月6日(土)~7日(日)10:00~17:00
◆開催場所日本科学未来館 1階 コミュニケーションロビー
◆参加費無料
◆主催GREEN POWERプロジェクト(経済産業省資源エネルギー庁)
◆共催日本科学未来館
◆問い合わせ先こどもグリーンパワーサミット事務局
◆TEL:03-6810-0361
◆E-mail:public@nef.or.jp
◆URL:https://www.miraikan.jst.go.jp/event/1601131619315.html
「CO2ゼロ」の工場開発2016年01月21日
先日トヨタ自動車が発表した「CO2ゼロ」の工場。
水素と太陽光、風力など再生可能エネルギー活用し、
二酸化炭素(CO2)の排出をゼロにする
次世代型の生産ラインを備えた工場になるとのお話です。
2020年から試験を開始し、燃料電池車の開発を通じて蓄積した水素発電と、
太陽光発電などを組み合わせたいわゆる「ハイブリッド工場」を建設し
それを世界に広げていきたいとのお考えのようです。
工業製品の生産ラインに水素エネルギーを活用する例は珍しいみたいですね。
水素だけでなく再生可能エネルギーも利用されていて
「クリーンエネルギーのハイブリッド」という新しい組み合わせが
すごく興味をそそられました。