〇電気代の仕組み・・・って知っていますか?
上記のように電気代といっても基本料金&使用した電力量料金の他に聞きなれない2つがあります。
「燃料費調整額」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金」
燃料調整費
「燃料費調整額」とは、燃料費調整制度に基づいて決められる発電の燃料費のことで、家計の電気料金に加算されることもあれば、減額してくれる時もあります。電力会社は発電のためにかかるコストの基準になる「基準燃料価格」と、原材料のコストを計算するために使う「基準単価」というものを持っており、「基準燃料価格」が原料費を上回っていた場合、その差額を電気料金から減額して、下回っていた場合は加算します。 下記のグラフを見てみると、2020年から2021年の夏ぐらいまでは電気料金から「減額」だった燃料費調整額もじわじわ上昇し、2021年9月からは「加算」されるようになっています。
使用量にもよりますが、以前と比べてもかなり燃料調整費は値上がりしてます。
今後も世界情勢を考えると、燃料調達コストは上がると予想され、燃料費調整単価の上昇もしばらく続くのではないかと見られています。
動画を見てみる→一般家庭用:燃料調整費について
動画を見てみる→法人用:燃料調整費について
再生可能エネルギー発電促進賦課金
「再生可能エネルギー発電促進賦課金」とは、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」によって電力会社等が買取りに要した費用を、電気のご使用量に応じて、電気料金の一部として、電気をご使用になるお客さまにご負担いただくものです。賦課金単価は、毎年経済産業大臣によって定められ、毎年5月分から翌年の4月分の電気料金に適用しています。
再生可能エネルギー賦課金も年々上昇しており、10年間で15.7倍も上がっています。
「燃料費調整額」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は、以前と比べてもかなりの金額が電気料金に加算されています。使用量は同じでもこの2つが値上がりすれば電気料金は安くなりません。今後も電気代は上昇します。
今、お客様が出来ること、それは、、、、
太陽光で電気を作り蓄電池に貯める!