設備認定の申請が下りるまで
2025-05-23
去年も少しブログでお話をしましたが、
自宅の太陽光発電で発電を始めるためには固定価格買取制度の申請「設備認定」が必要です。
2025年の申請は4月から始まりましたが、毎年4月から7月辺りは申請が通常以上に多い為いつもより時間がかかる印象です。
自宅の太陽光発電で発電を始めるためには固定価格買取制度の申請「設備認定」が必要です。
2025年の申請は4月から始まりましたが、毎年4月から7月辺りは申請が通常以上に多い為いつもより時間がかかる印象です。
今日は太陽光発電の設備認定が遅れる原因についてお話していきます。
太陽光発電の設備認定審査が遅れる原因とは?
●以前より手続きが複雑になった。
以前は太陽光発電の設備が基準を満たしていればOKでしたが、買取価格が高い時期に認定を受けたのに発電を開始しないという事業者もおり、国が想定していた電力供給量が実態に見合っていないという問題が起きてしまいました。そのため現在、長期にわたって採算の取れる事業計画を行えるのかなど申請内容が増えたため提出する書類も複雑化し、申請に時間がかかると考えられます。
●「電力会社」と「資源エネルギー庁」への同時申請ができなくなった
申請には「電力会社」と「資源エネルギー庁」の2つに手続きを受ける必要があります。
電力会社には「電力を買い取ってもらう契約」をし、資源エネルギー庁には「売電単価を決定する」手続きをします。以前は「電力会社」と「資源エネルギー庁」との手続きを同時に進めることができましたが、現在資源エネルギー庁へ申請を出す際に、電力会社との「接続同意書類」を一緒に添付することが求められるようになったため、先に「電力会社」に手続きをし「接続契約書」が出て後に資源エネルギー庁に申請をして「設備認定」をもらう(約4ケ月以上)。また書類不備などがあればさらに時間がかかるということになります。
上記を踏まえて書類不備などなくスムーズに作業する為には、申請に慣れた会社にお任せすることをお勧めします。
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