隠ぺい配線2025年05月16日
電気の配線を屋根裏や壁面内に隠して露出させないようにする配線方法を「隠ぺい配線」といいます。
建築中に先行して配管を入れておけば、配線が露出せず見た目がきれいに仕上がります。
これにより、住宅の外観がすっきりとし、美観を損ねずに太陽光発電システムを設置できます。
キャッチ工法2025年05月09日
キャッチ工法も、屋根材に直接穴を開けずに、専用の金具を使って太陽光パネルを設置する方法です。
メリットは、屋根材に穴を開けないので雨漏りの心配がありません。また、取り付けるパネルの角度調整が可能であり、最適な角度で太陽光を受けることができます。これにより、太陽光パネルの発電効率が向上することがが期待できます。
逆にデメリットは、築年数がかなり経過しているお家の場合、屋根材や下地が劣化していると工事によって屋根が破損してしまう可能性もある為、事前の確認が必要です。
既築の場合は、事前にしっかりと説明させていただきます。
支持瓦工法2025年05月02日
今日は瓦の屋根に「支持瓦工法」という施工方法を紹介します。
支持瓦とは、太陽光パネルの架台を設置する際に、屋根瓦の一部を専用の瓦に交換して固定する際に使用する瓦のことです。屋根に穴を開けずにパネルを設置できるため、雨漏りの心配が少ないというメリットがあります。逆にデメリットは、取り付け器具が高価なため、他の工法に比べて工事費用が高くなることがあげられます。
下記の写真が支持瓦のUP写真です。
アンカー工法2025年04月25日
電気代が高騰する中「太陽光発電」は自家消費による電気代削減に非常に効果的であり、長期的なコスト削減が見込めることから注目されております。
新築物件はもちろん既築の家に太陽光発電を設置したいという方からも多く問い合わせがありますが、
太陽光は、お家の屋根材によって設置する施工方法は変わるので、
今日はスレート屋根に「アンカー工法」という施工方法の1つを紹介します。
●「スレート屋根」とは、セメントと繊維を合成してつくられる屋根材のことで、軽さと扱いやすさから、日本国内で広く使われています。また、スレートは他の屋根材と比較して加工しやすいため、太陽光発電の設置工事のしやすい屋根材です。
●「アンカー工法」とは、太陽光発電パネルを設置する際に、パネルを支える土台(架台)を直接屋根材にビス止めする工法です。直接屋根材に固定するので強度がありますが、多くのビスを屋根材に直接打込む為、雨漏り防止のコーキング処理を必ず行います。
下記の写真は、築4年ほどお家のスレート屋根に太陽光を設置した際の写真です。
トイレの電気工事2025年04月18日
オフィスはもちろん工場や学校などの教育機関でも快適な環境作りは欠かせません。
蛍光灯や電球は、ガラスが使われているため、地震等の災害で落下した際には本体が割れて、ガラス片が周囲に飛散してしまいます。
LEDにはポリカーボネートという衝撃に強い樹脂材料が使用されているので、落下した場合でも、割れにくい特性があるので災害時でも安全を確保することができます。
下記は、学校法人の電気工事の様子です。
●コンセントは、個室のトイレに新しく増設し、ウォシュレットの電源に使用しています。
●天井の蛍光灯をLED照明に変更し、電気料金のコスト削減も期待できます。
2025年FITの買取価格決定!2025年04月11日
住宅用(10キロ未満)では最初の4年間を24円に、事業用では5年間を19円とする大胆な案が採用されました。※上記金額は、2025年10月以降となっております。詳細は下記の表をご覧ください。
制度変更の背景には、 下記のようなことが考えられます。
●初期投資回収の早期化によって、投資回収期間が4年に短縮され、導入意欲が高まる。
●政府が2030年までに新築住宅の60%に太陽光設置を義務付ける方針で、初期価格増額は目標達成に向けた動きになる。
●買取期間を短縮(住宅用は4年、事業用は5年)することで、再エネ賦課金の増加を抑えつつ普及を推進する。
今年度、太陽光の設置を考えられている方は、申請期限によって金額が変わりますので
詳しくは、お電話にてお問い合わせください。
住宅省エネキャンペーン~続編~2025年04月04日
●子育てグリーン住宅支援事業・・・省エネ性能の高い住宅の新築やリフォームを支援する制度です。太陽光・蓄電池の設置で使用可能です。
●給湯省エネ2025事業・・・家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野において、高効率給湯器の導入を支援し、その普及拡大を図るための補助金制度です。対象機種のエコキュートの設置工事で使用可能です。
この機会に太陽光・蓄電池・エコキュートの設置考えてみませんか?
政府の補助金終了2025年03月29日
政府の補助金が終了し、再生可能エネルギー普及のため電気料金に上乗せしている賦課金も増額となる為、前月と比べて385〜465円値上がりする。
政府は3月分の電気料金について1キロワット時あたり1.3円を補助していた。
1キロワット時あたりの単価が上がっても寒さが和らいで暖房需要が落ちついて電気の使用量が減るため、家庭で負担する総額はあまり増えないとの見方もありますが・・・。
電気やガス代の補助を巡っては、24年5月使用分まででいったん支援を終了したものの、夏や冬といった電力需要が増える季節を前に国会議員らが物価高対策の一環として再開すべきだとの声を上げ、過去に何度も再開を繰り返してきた経緯がある。
2025年も石破茂首相は「強力な物価高対策」を打ち出す考えを公明党の斉藤鉄夫代表に伝え、与党内でコメやガソリンなどの物価高対策を求める声が広がってきている。
防爆電気工事2025年03月22日
第三弾は、防爆電気の工事です。
石油精製・石油化学・化学合成プラントなどの工場では、可燃性ガスや可燃性液体の蒸気が空気中に放出される可能性があります。この可燃性ガスや可燃性液体の蒸気と空気が混合すると、爆発性雰囲気が生成され、この爆発性雰囲気が電気火花や高温の物体などの点火源に触れると、爆発や火災が起きる可能性が高くなります。
そのような事故を防ぐため、爆発性雰囲気が発生する可能性がある場所で使用する電気機器について、各種関連法令により具備することが義務付けられている爆発を防止する構造を「防爆構造」と呼び、これを施された電気機器を「防爆電気機器」と呼び、今日はこの機器を使用した電気工事です。
工場内の電気工事2025年03月14日
新築の車の整備工場の工事の様子をご紹介します。
第二弾は、工場内の照明工事です。
工場の高天井に設置する照明は交換作業が大掛かりでコストも手間もかかるため、メンテナンス費用も削減できる、LED照明がおすすめです。
従来の白熱電球や蛍光灯に比べて、長い寿命を持ち球切れの心配がない、高い省エネ性能を持つLED照明は、水銀やその他の有害物質を含まないため、環境にやさしい照明です。