お寺の太陽光発電パネル 驚きの稼働年数33年!2016年04月23日
今日は太陽光パネルをご利用の皆さんに明るいニュースです。
奈良県の、『とあるお寺』に設置されている太陽光パネルのお話です。
このお寺では太陽光発電が始まった初期のころのパネルを40枚設置しており
最近、その性能評価の試験を行ったとのこと。
その結果、劣化割合が極めて低かったことがわかり
な、なんと製造時と同程度の性能を維持していることが判明しました!
これは驚きですよね!
ニュースになったパネルのメーカーさんも大喜びかと思います。
お寺という場所でご利益があったのか、お手入れがよかったのか
今のところわかりませんが、状況次第でまだまだ長持ちするようですね。
皆さん、太陽光発電の未来はまだまだ明るいですよ!(まつひろ)
太陽光発電の技術が省エネ植物工場に応用2016年04月21日
東京のとある企業の工場で、燃料電池の排熱や排気を栽培に利用する
『植物工場』を今年の夏までに稼働させるとのことです。
【画像出展元】太陽光発電・ソーラーパネル比較 30のポイント
皆さんもご存じかと思いますが、燃料電池は次世代の電気自動車に
利用されているものです。
燃料電池で水素と反応して酸素が減り、二酸化炭素(CO2)濃度が高まった
排気を活用し、植物の育成を促す――といったシステムとのことです。
この植物工場のシステムでは、夏は高温の排熱を冷水機に供給して
植物工場の冷房に利用し、冬は低温排熱を暖房に利用します。
通常の植物工場はCO2濃度の高い空気の発生や空調に、
大きなエネルギーを使っているようです。
ですのでエネルギーを有効活用できれば植物工場の採算性が向上し
普及に弾みがつくのではとの予測と期待をしています。
この新しい植物工場に太陽光パネルの発電や電力需要の予測システムを
応用した収穫量の予測技術も採り入れるとのことです。
こんなところでも太陽光発電の技術は利用されているんですね。
新設した植物工場では室内環境やエネルギー消費に関するデータ採取を経て、
秋からイチゴを栽培する予定とのこと。
この実証データをもとに植物工場を効率化する技術を確立する計画とのことです。
「省エネ」だけでなく「再利用」しつつ植物などの「栽培」もおこなう技術。
今後に期待大ですね。(まつひろ)
ハピータウン原尾島イベント開催♪2016年04月13日
皆さま、お待たせをいたしました。
先日催させていただきご盛況いただきました
『ハピータウン原尾島』でのイベント
『フクデンpresents〝太陽光祭り”』
その結果のご報告とお礼を申し上げさせていただきます。
まず、今回のイベントにご参加いただけた方々、
特にフクデンを日頃からご愛顧いただいております方々、
お忙しい中、足をお運び頂きまして誠に有難うございました。
この場をおかりしまして、厚く厚く御礼申し上げます。
当日の様子としましては、ご来場いただいた方に
太陽光発電だけでなく、蓄電池、オール電化、「改修工事」工事、水素水サーバー
などの商品案内と、電力自由化に伴った最新情報を
直にお届けさせていただきました。
ささやかではございますが素敵な景品もご用意させていただき
お持ち帰りいただけことと思います。
また次回も、同様のイベントを開催予定でございます。
皆さま、是非ふるってご参加くださいますよう
お願い申し上げます。(まつひろ)
これで安心、太陽光のリサイクル♪2016年04月08日
「太陽光つけたはいいけど、使い終わった時どうすれば…(不安)」
「太陽光に関心があるけど…処分が大変そう(迷い)」
そんな皆さまに朗報です!
環境省が『使用済み太陽光発電設備の取り扱い』について
『太陽電池廃棄物のリサイクル、ガイドライン』
を公開いたしました!
正直太陽光を扱っている我々としても
どうなるのか非常に注目していた問題でした。
環境省の試算によりますと製品寿命を25年とした場合、
排出見込み量は2020年に約3000トン。
2030年で約3万トンになると見られています。
こうなるとクリーンなエネルギーを生み出すはずの太陽光が
逆に汚染につながってしまいますね;
でもこれでようやく国がきっちりとした指針をだしてくれたおかげで
問題も不安も一気に解消です!
リユースについてもガイドラインの策定が進められており
ますます安心ですね。
こちらの情報もまた追ってお伝えしたいと思います。
鉄道の電気は「太陽光」+「水素」でまかなう2016年03月29日
今日は「鉄道関係」の最新ニュースをいくつかお届けします。
2017年春、鉄道初の試みとして
「太陽光発電で発電した電気を水素にして貯めておき、
緊急時に燃料電池を動かして駅の照明などに使用する」
そんな設備が開設運用されるとのことです。
発電した電気を水素として貯めておく仕組みも驚きですが
その仕組みをもう来年から運用するということにも驚きです。
神奈川県川崎市にあるJR武蔵溝ノ口駅が導入する予定とのこと。
出展:川崎市
さらに鉄道と太陽光のニュースとして
使わないレール上を利用してメガソーラーを設置し発電するという試み。
線路は平らな場所で直線状に延びているため、通常のメガソーラーで
必要になる土地にかかる費用や手間が省けるのが最大の魅力です。
鉄道においては、まだまだ設置可能な土地がたくさんあると思います。
こういった動きがより広まっていけばいいですね。
鉄道イメージ
平成28年度太陽光発電 買取価格決定2016年03月24日
4月からの再生可能エネルギーの買取価格・賦課金単価が
ついに決定されました!
気になるのはもちろん、太陽光の買い取り価格。
◆住宅用太陽光(10kW未満)
買取価格
平成28年度 33円/kWh 31円/kWh(出力制御対応機器設置義務なし)
平成27年度 35円/kWh 33円/kWh(出力制御対応機器設置義務あり)
◆非住宅用太陽光(10kW以上)
買取価格(税抜)
平成28年度 24円/kWh
平成27年度 27円/kWh
となっております。
早くから太陽光を設置されている方からすると、
『お得感』がさらに増した印象かと思います。
逆に今から太陽光を考えられる方には、「割安感」
を感じる方も多いかと思いますが
ご安心ください!
来年度から太陽光を始めても、まだまだ遅くはありません!
詳しくはまた別の機会にご説明させていただきます。(まつひろ)
水の上で太陽光発電!?水上式ソーラー発電2016年03月17日
今日はまた面白いニュースをお届けします。
岐阜県の企業が水上式のメガソーラーを建設しました。
愛知県高浜市の貯木場の跡地に設置されており
池の水面にフロート式の架台を設置して、
その上に7500枚ほどの太陽光パネルを浮かべています。
発電力がだいたい2メガワットほどになり、
今年の2月中旬から既に運転を開始しているとのことです。
水上式メガソーラーは埼玉県の公園にも設置されているみたいですね。
なんといってもこの水上式のメガソーラーの魅力は
夏の高温時に発電量が低下しにくいことにあります。これは素晴らしい!
ですので、日照時間の長い夏の太陽光を最大限に活用できちゃいます。
さまざまな形で太陽光発電を活用していただけるのは
わたくしどもとしても嬉しい限りです。
太陽光発電がますますより身近な存在になるよう
今後もこういった面白いニュースを取り上げていきたいと思います。(まつひろ)
もう日蔭は怖くない!影ある所にパネルがおける装置!2016年03月08日
太陽光をご利用いただいている皆さま。
お待たせをいたしました。
今日は利用者さまにとって待望のニュースをお伝えいたします。
先日東京ビッグサイトで開催された『スマートグリッドEXPO』
こちらで紹介されたソーラー発電用の装置が、なななんと
太陽光パネルに影がかかっていても、発電効率を大幅に下げずに
発電できるというものです。
これは本当にありがたい装置ですよね!
この装置を接続箱の代わりに設置することで、複数の太陽電池モジュールを
直列に接続したブロックである各ストリングの動作電圧を個別に最適制御
できるとのこと。
これにより、影がかかっている部分でも、そのときの最大点で発電できるそうです。
ですので、今まで設置していなかったところにに追設でき、
パワーコンディショナーの利用率を高めて、
既存システムでの売電収入の向上を実現できるとのことです。
この装置さえあれば、冬場などパネルに影がかかって
がっかりされておられた方にも喜んでいただけるのではないでしょうか。
「地球温暖化対策計画」政府発表2016年03月07日
「地球温暖化対策計画」について政府からの発表がありました。
今回の内容では各部門ごとの削減目標が掲げられており、
企業や病院などの業務部門 39.7%
単身世帯の増加で排出量が増えている家庭部門 39.4%
電力・ガス会社などのエネルギー部門 27.5%、
運輸部門 27.4%
産業部門 6.5%減(すでに省エネ化がすすんでいるため)
となっております。
やはり一番の注目は家庭部門で「4割削減」という高いハードル設定。
計画では、太陽光発電や燃料電池などを利用した住宅のエネルギー消費量をゼロにする
「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」
を、20年までに新築戸建て住宅の半数以上まで増やすといった対策を推進。
これは前にもブログで書かせていただいた、いわゆる「COP21」にて採択された
パリ協定にもとづいて、政府が、温室効果ガスの排出を2030年度までに13年度比
で26%削減する目標を達成するための「地球温暖化対策計画」をまとめたもの。
エネルギー効率に優れた素材や半導体などの開発で、ガス排出が増加傾向にある
オフィスや一般家庭で4割削減を目指すとのことです。
計画は、5月の伊勢志摩サミットまでに閣議決定する予定です。
このほか、計画では50年までに80%減の長期目標も掲げております。
目標実現には、再生エネルギーの活用など現状の取り組みだけでは厳しいため、
「革新的技術の開発・普及を最大限に追求」するとのこと。
具体的には、「セルロースナノファイバー」(CNF)
や次世代蓄電池、次世代半導体・窒化ガリウム(GaN)などの
開発を加速させていくとのことです。
今後の政府の動向に注目ですね。
LED信号機は寒さに弱い?2016年02月29日
今日はLEDの信号機についての話題です。
わが社でも信号機の設置工事を請け負っていることもあり
LED信号機にはかなり密接な関係にあります。
そのLED信号機。明るさや色が見やすさはもちろん、
省エネで長寿命などなどいいこと尽くめ。
ただ唯一ともいうべき「弱点」がありまして
発熱量が少ないため、大雪の際には雪が溶けずに付着して
信号が見えにくくなるという問題がでてしまいます。
これは雪国では困った問題ですよね。
そんな弱点を克服すべく、着雪対策に取り組んでいる研究チームがあります。
弱点克服の決め手は『表面加工・ヒーター・振動』の三つが対策の柱とのこと。
信号灯器のカバー外側に超撥水(はっすい)加工を施し、内側に金属で透明な
ヒーターを形成する対策を考案。さらに携帯電話のバイブレーションに目を付け、
振動による除雪をも考え出したとの事です。
これが実用化されれば雪国のLED信号機も安心ですね。(まつひろ)